2016年11月24日
2016年11月24日
屋根が劣化し始めると交換をする必要があります。
従来から日本家屋で利用されている瓦の場合は30年から40年を経過する頃交換をする必要がありました。
ですが、最近はスレートの屋根が多くなってきていますので、屋根塗装をすることで、耐用年数を延ばしています。
ただ、スレートといえどもいくら屋根塗装をしていても時間が経過すると交換せざるを得ない状態になります。
交換をする時期には2つの方法を選ぶ必要があります。
一つは屋根瓦と同じようにすべて新しく葺き替えをすることです。
お金はかかりますが、一番オーソドックスで確実な方法と言えるでしょう。
もう一つはカバー工法といって、すでにあるスレートの上から新しいスレートを重ねる方法です。
この方法はスレートならではの方法になります。
つまり、屋根瓦の場合にはカバー工法を使うことはできません。
なぜなら、瓦は重量があるため、家に負担がかかってしまいます。
瓦より軽量のスレートだからこそなせる技なのです。
費用も葺き替えよりもお得になります。
ただ、そうはいっても、スレートの量が二倍になりますので、耐震性は劣ってしまいます。