2016/08/18

景観法って何?

景観法とは、景観緑三法の一つで、景観の整備や保全について定められた法律です。

 

日本国内では、高度経済成長期から次々と住宅やマンション、工場などの建築物が建てられました。
それらは建築基準法などのルールに反しない限り自由に建築できるものであり、それによって各地域に残る伝統的な街並みや自然景観は軽視されることになります。
その結果、諸外国と比べ、伝統や調和のある街並みが失われていき、秩序の無い街並みに溢れる国と揶揄されるようになりました。

 

そして高層マンションの乱立をきっかけとしたトラブルなどを受けて、景観に対する価値が見直され、良好な景観の形成を促進し、美しく風格のある国土の形成を行うために作られた法律が景観法です。

 

これにより、地方自治体あるいは地域住民が提案、策定した景観計画をもとに、経済性より景観が重視された建築物が建てられるようになります。
さらに、必要に応じて景観計画区域内の建築物の形態や色彩に対し、様々な変更命令を出すことができるようになったので、地域一体となって景観を守ることに力を入れるようになりました。

 

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