2016/03/19
だんだん塗膜が浮いてきた!なぜ?
ある日、ふと外壁をよく見てみたら、塗膜が浮いていたなんてことありませんか?見た目にも悪いだけではなく、それだけ状態としては異常なわけですから、放っておくのはよくありません。
ではどうして塗膜が浮いてしまうのでしょうか?
まず、塗料がしっかり密着していなかった場合です。
塗装をするときには、高圧洗浄機でしっかりと汚れを取り除くのですが、それが不十分で、残っていたゴミが間に挟まることで密着力が落ちてしまいます。
以前の塗装をプロに頼んでいたのならその心配はぐっと少なくなるでしょうが、家主の方が自分で塗装をしていた場合、この可能性が考えられます。
同じく以前の塗装が原因となることとして、塗料の渇きが甘かった場合があります。
あるいは家主の方が水性塗料で塗り、次にプロに依頼したときに、それを伝え忘れ、上から油性塗料で塗られたというパターンもありえます。
この場合、下から水性塗料が浮いてきてしまうのです。
また、築年数が増えてくれば、当然老朽化し、経年劣化による浮きとなって現れることもあります。
塗膜の浮きが見られた場合、原因の特定をしなければなりません。
その上で、適切な対処がとられるでしょう。