2015/12/16
外壁から起こる雨漏りについて
雨漏りといえば、屋根の劣化により起きるもの、
というイメージがありますが、
実は外壁から起きる雨漏りもあることは
意外と知られていないのではないでしょうか。
外壁から雨漏りが起きるケースとしては、台風などにより、
横からの風雨が激しくなり、壁の隙間などから
雨漏りが起きる場合があります。
ただし、このケースは、台風などによる横殴りの強い風雨が発生する、
という特殊な条件が重なったときにのみ起きるものです。
サイディングなどの建材の劣化による雨漏りもあります。
使用される建材が年数の経過とともに劣化し、
防水機能などが低下することにより雨漏りが発生する場合もあります。
建材自体は傷んでいなくても、
建材の隙間を埋めるためのコーキング材が劣化して、
そこから雨水が入り込むケースなども考えられます。
また、外壁に使用している建材は問題なくても、
外壁そのものが劣化してしまうことが原因の雨漏りもあります。
外壁などにひび割れが発生したりすることで
その隙間から雨水が入り込み、雨漏りしてしますこともあります。
このように雨漏りの原因は一つではありませんが、
雨漏りを確認したときには、できるだけ早く専門の業者に相談することが大切です。