2015/12/14
FRP防水工事って？
FRP防水工事は、近年は主に
ベランダや陸屋根などに多く使用されています。
以前は、ウレタン防水工事が費用的にも安価であるために、
度々使われていましたが、
FRP防水工事が開発されて防水の性能が向上したことと、
その耐久性が一般的にも優れていて、
平板になる工事面が見た目にも美しいなどの評価を得たこともあって、
FRP防水工事への移行が著しく増えることになりました。
陸屋根に施す工事方法には、様々なものがあるのですが、
その中で値段的にも、施工日数的にも、
最もバランスが取れている施工方法はFRP防水工事です。
FRP防水工事は、ガラス繊維にポリエステル樹脂を染み込ませて、
それが一体化してガラス繊維強化プラスチックとなります。
仕上げまでの工程で、5層の防水層が防水膜を作るため、
真夏や真冬の急激な温度差にも十分耐えることが出来、
ウレタン塗装などのように、
部分的に被膜が膨らみを持ったりすることがありません。
また、弾性FRP防水工事を行えば、
全体的に柔軟性を持つことになるので、
地震の揺れなどにも負けない強さが得られます。
