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「プライマーという言葉をよく見かけるけれども、どういう意味なのだろう？」
今回は、防水工事関連の話の中で使われる用語である『プライマー』が何なのかについてご紹介いたします。
 
□『プライマー』って何？
プライマーは『最初に～』という意味を持つ『primary』という単語から派生しており、防水工事においては最初に塗る塗料のことを指します。
下地に直に塗るものですが、塗料同士と比べると下地は密着性が優れていません。
そこで、プライマーには実際に上塗りする塗料と下地との密着性を高めるという役割があります。
 
プライマーは様々な機能を有した種類があるのも特徴です。
たとえば、錆に強い顔料を混ぜ込んだプライマーというものがあります。
これは特に下地が金属であるときに効果を発揮し、金属が酸化して錆びるのを防ぐことができるのです。
ほかにも、絶縁性を持ったものあるいは浸透性を高くしたものなど、多様な性質を持つプライマーが存在しています。
 
□最後に
今回は、『プライマー』が防水工事においてどのように使われているものなのかについてご紹介いたしました。
下地に最初に塗り、下地との密着性などを高める効果のあるものとして考えておくと問題ないでしょう。