2016/09/03
シロアリ被害の見つけ方
建物をシロアリ被害から守るためには、なによりも早期発見が重要になります。
シロアリが建物にいるのかどうかは、自分でも簡単に調べることができます。
その方法の一つ目として、基礎コンクリートや土台に蟻道や蟻土がないかをチェックしましょう。
シロアリは光や風を嫌うため、床下を通って侵入します。
その時に基礎コンクリートや土台などの表面に、土や排泄物などで蟻道を作り移動します。
つまり建物内に蟻道がある場合には、シロアリが侵入したことになります。
二つ目の方法として、羽アリを確認する方法があります。
3月から5月の昼間や、5月から7月の夜に羽アリを発見した場合には、要注意といえます。
羽アリを発見した場合には、家のまわりや床下、浴室や台所などをチェックした方がよいといえます。
そして建物の異常を確認する方法もあります。
襖や雨戸などの動きが悪くなったり、歩いた時に床が沈むような感触を感じた時には被害の危険性があるといえます。
また、木材をハンマーなどで叩いた時に空洞音がする場合には、木材の中を食い荒らしている可能性もあります。