2016/07/21

塗料と健康

外壁を塗装する際、塗料のニオイが気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は、塗料と健康について説明していきたいと思います。

 

塗料には、水性の塗料と溶剤系の塗料に分けることができます。
特に、溶剤系の塗料は、塗料を薄めるためにシンナーをはじめとする有機溶剤を使用します。
そのため、外壁を塗装する際には有機溶剤などの独特なニオイがします。

 

では、塗料に有機溶剤が使われているために健康被害は起こるのでしょうか。
塗料に使用されている有機溶剤を長時間吸引すると、健康被害などを引き起こす可能性があります。そのため、塗料を扱う仕事の中には、特殊健康診断、作業環境測定、蒸気の発散源対策、作業責任者の選任などを義務付けるものもあります。

 

しかし、一度外壁塗装をしたからといって、重大な健康被害がもたらされる訳ではありません。
ただし、ニオイに敏感な方や赤ちゃんは注意しておく必要があります。
ニオイを嗅いで気分が悪くなる場合もありますし、赤ちゃんだと、成人に比べて悪影響をもたらす量が少ないです。そのため、不安があるのであれば、一時的に家を離れるといった対処が必要になるでしょう。

 

塗料も手放しで安全といえるものではありません。しかし、正しい使用法で塗装を行う分には問題はありません。
塗装を依頼する際には、どの種類の塗料を使用するのか、健康に問題はないか、確認してみるのも良いかもしれません。

 

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