2016/01/17
コーキングをご存知ですか?
コーキングという言葉は、どこかで耳にされた方も多いのではないかと思います。
コーキング、またはシーリングともいうのですが、英語の本来の意味は違っても、大体同じ意味で使われています。
つまり、隙間をふさぐ仕様または、その材料などのことを指しています。
コーキングは、建築物には欠かせないものです。
どのように柔軟な建築資材を使っても、必ず接続部分などに隙間は起こります。
そして、コーキングを施さなければ、その部分から空気の出入りがあったり、外から雨水が染み込んだりして、せっかく建てた家の劣化が早まってしまいます。
そんな気密性や防水性を高めるために、外壁にはすべてコーキングというものを施してあるのです。
しかし、そのコーキングにも耐用年数というものがあります。
新しいうちは、サイディングなどの隙間を綺麗に埋めていた柔軟なコーキングも、時間が経つにつれて硬化し、ひび割れてコーキングの役目を果たさなくなってきます。
そうした状態では、いくら良い塗料を使っても隙間を埋めることは出来ませんので、塗装の前に新しいコーキングと取り換えが必要なのです。