2015/12/24
長期優良住宅とは
近年、注文住宅の中でも長期優良住宅が増えてきています。
長期優良住宅の制度は国で積極的に取り組んでおり、
長期的に長持ちする住宅を増やして、
空き家を減らしていこうとする考えに基づいて作られました。
これは2009年6月に定められた「長期優良住宅の普及に関する法律」
によって定められています。
長期優良住宅と言えるためには、
耐震性・省エネルギー性・メンテナンスのしやすさの3点が揃っていることが必要です。
塗装についても屋根についてもメンテナンスしやすいだけでなく、
長持ちすることが前提になっているのです。
実際に長期優良住宅を国が勧めるからには
それなりのメリットもあります。
まず、固定資産税の一部を免除してくれることです。
固定資産税は住宅に住み始めると、
毎年10万円前後の支払いがありますが、
これの一部を免除してくれるため、
負担が減少し家計の支出を減らすことができます。
それ以外にもフラット35Sの金利を優遇してくれることや
所得税の住宅ローンの控除もあります。
さらに、「すまいまもりカルテ」を作ることができ、
設計やリフォームの履歴を残すことができるというメリットもあります。