知っておきたい塗料のコト、耐用年数について
■塗料によって耐用年数は異なります
外壁塗装に使用する塗料にはいろいろな種類がありますが、それぞれ目安となる耐用年数は異なります。
耐用年数が短いウレタン塗料の場合には、5年~6年ごとに塗り替えが必要となりますが、その分単価が安いというメリットがあります。
外壁塗装の塗料材としてよく使用されているシリコン塗料の場合には、耐用年数は6年~10年となり、外壁の表面に割れ目が出てきたら塗り替えのタイミングとなっています。
耐用性に優れた塗料の場合には、ウレタンやシリコン塗料と比べると、塗り替えの頻度はもっと少なくて済みます。
例えば平塚エリアで人気の太陽光高反射・遮熱塗料の場合には、耐用年数は10年~12年となっていますし、スカイツリーの塗料としても使用された最高級フッ素塗料なら15年~20年、セルフクリーニング機能が便利な光触媒塗料でも15年~20年と長くなります。
単価の面では少し高めとなってしまいますが、必要となる塗り替えの頻度が少なくなることによって、長期的には大きな節約につながります。
■耐用年数はどうやって決められているのか?
塗料ごとに設定されている耐用年数は、メーカーが発表している数字です。
各塗料メーカーでは、塗料が何年ぐらい持つのかという点を試験するために、室内で人工の太陽光線を浴びせながら促進耐候性試験を行い、それによって耐久年数、耐用年数を調べています。
例えば耐用年数15年~20年と発表されている塗料の場合には、実際に外壁として20年近く観察しながら試験を行ったわけではなく、太陽光よりも強い光を人工的に充てることによって、自然の劣化よりもずっと短い期間で太陽試験の結果を得ることができるのです。
ちなみに、この促進耐候性試験の結果については、JIS A6909耐候形1種~3種など、JIS規格によって定義されています。
■耐用年数は本当に正しいのか?
メーカーごとに塗料の耐用年数は入念な試験を行った上で決められています。
しかし、実際の外壁塗装の際に使われる塗料の場合には、その地域の天候や立地条件など様々な条件によって、外壁に与えるマイナスの要素は異なります。
また、メーカーの耐用年数の試験は室内で行われているもので、紫外線に対する耐用年数を調べることはできても、雨や雪などによる害、凍害、そして平塚エリアでも懸念されている塩害などによる劣化は考慮されていません。
そのため、実際の外壁塗装においては、メーカー側が発表している耐用年数ほど長持ちしないというケースは、残念ながら存在するのです。
平塚エリアで地域密着型の外壁塗装を行うニュータイト工業では、お客様のニーズに合わせて適切な塗料をご紹介しています。
是非お気軽にご相談ください。
有限会社ニュータイト工業
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